フリーランスコンサルタント必見!市場価値を高める資格10選と選び方を解説[PR]

「コンサルタントの業務に必要な資格はあるの?」
「フリーランスのコンサルタントにおすすめの資格にはどのようなものがあるの?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
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の順に解説します。
フリーランスのコンサルタントが資格取得を検討する際に役立つ記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
フリーランスのコンサルタントに資格は必要?

医師や弁護士と違い、フリーランスとして働くコンサルタントに必須となる資格はありません。
しかし、どの分野の知識や経験があるのかを証明するために資格は有効です。
経営コンサルタントなら経営に関連する資格、財務なら財務系の資格などがあると、クライアントの判断材料となります。
例えば、経営コンサルタントがIT関連の資格を持っていれば、幅広い知識があると評価され、案件獲得で有利に働きます。
国家資格と民間資格のどちらを取得すべき?
資格は大きく分けて、国家資格と民間資格があります。
業務に役立つ資格であれば、国家資格・民間資格のどちらも取得する価値がありますが、国家資格には特にメリットがあります。
国家資格を取得するメリット
国家資格を取得する主なメリットとして、以下の3つがあります。
信頼されやすくなる
国家資格を取得すると、クライアントからの信頼度が高まります。
コンサルタントは無資格で業務に従事できますが、実績がなければ信頼してもらえません。
国家資格取得者はクライアントから信頼されやすく、クライアントの課題解決の提案に説得力を持たせることもできます。
案件が獲得しやすくなる
信頼されやすくなると、案件が獲得しやすくなります。
例えば、国家資格の「中小企業診断士」を取得していると、経営課題に悩むクライアントから、高度な経営知識を持つコンサルタントとして評価され、案件獲得でも有利になります。
活躍の幅が広がる
コンサルタントの業務や専門分野は、クライアントにとって分かりづらいことがあります。
しかし、中小企業診断士や公認会計士などの国家資格を取得することで専門分野が明確になり、その分野に特化したビジネスが展開しやすくなります。
コンサルタントにおすすめの資格等10選

コンサルタントの業務に資格は必須ではありませんが、知識や経験の証明に有効です。
どのような知識や経験の証明になるのか、資格の取得難易度についても紹介します。
国家資格
おすすめの国家資格を7つ紹介します。
中小企業診断士
中小企業診断士は、中小企業の経営課題解決に必要な知識があることを証明できます。
中小企業診断士をおすすめする理由は、証明できる知識がコンサルタントの基礎知識とも言えるためです。
経営課題解決に必要な知識なので経営コンサルタント向けの資格ですが、他の業種のコンサルタントにとっても、活躍の幅を広げやすい資格です。
合格率は4%前後と言われており、必要な勉強時間は1,000時間とも言われていることから、入念な学習計画を組む必要があります。
公認会計士
公認会計士は監査・会計の専門家としての知識が証明できます。
公認会計士には、企業の財務諸表監査が独占業務として認められており、この他に会計や経理をはじめ、企業経営全般に関わる業務にも有効なため、財務・M&Aコンサルタント向けの資格です。
合格率は10%前後、必要な勉強時間は3,000時間と、難易度は医師や弁護士に匹敵すると言われています。
また、試験合格に加え、合格前後に2年以上の監査補助業務への従事が求められます。
税理士
税理士は、税務の専門家としての知識が証明できる税務コンサルタント向けの資格です。
税理士になるには、11科目中5科目に合格し、さらに租税や会計関連の事務に2年以上従事することが求められます。
合格率は20%前後ですが、必要な勉強時間の目安が2,000~4,000時間と言われています。
試験範囲の広さから、11科目中5科目に1度の受験で合格することは難しく、1年で1科目、5年かけて合格を目指す人も珍しくない高難易度の資格です。
社会保険労務士
社会保険労務士は、労務・社会保険の専門家としての知識が証明できる人事・労務コンサルタント向けの資格です。
経営者、労働者双方の立場から企業の状態を診断できる知識の他、労務管理、労働・社会保険関連の書類作成の代行業務、相談や指導などにも対応できる知識が身につきます。
合格率は7%前後、必要な勉強時間は800~1,000時間と言われています。
また、取得には、試験合格に加え、2年以上の関連業務の実務経験が必要です。
ITストラテジスト
ITストラテジストは高度なIT人材として、企業の経営戦略に基づいたIT戦略を推進できる専門家としての知識が証明できるITコンサルタント向けのIPA(情報処理推進機構)が認定する国家資格です。
合格率は15%前後と言われており、IPAが認定する「情報処理技術者試験」で最上位のレベル4に位置づけられています。
そのため、取得に向けて十分な勉強時間を確保する必要があります。
プロジェクトマネージャ試験
プロジェクトマネージャ試験は、IT戦略を実行するための情報システムの開発・運用を指揮・監督する知識が証明できるIPAが認定する国家資格です。
この資格もITコンサルタント向けです。
マネージャーとして、プロジェクトマネジメントに必要なスケジュール、予算、人員などの管理能力も証明できます。
合格率は13~15%前後で、ITストラテジストと同じレベル4に分類されているため、こちらも十分な勉強時間の確保が必要です。
FP(ファイナンシャルプランナー)
FPは、年金・金融・不動産・税金などの専門家としての知識が証明できる総合・人事・経理などのコンサルタント向けの資格です。
また、個人・法人どちらの資産・投資管理にも対応できる活躍の幅が広げやすい資格でもあります。
FPには1級・2級・3級があり、合格率は1級7~18%、2級20%〜60%、3級40%〜80%で、必要な勉強時間は1級450~600時間、2級150~300時間、3級30~100時間です。
国家資格の中では比較的、難易度が低く取得が目指しやすい資格でもあります。
公的資格
公的資格は法律に基づかないものの、国や地方自治体が後援する資格です。
日商簿記検定
日商簿記検定は、日本商工会議所が主催する検定試験です。
3級で商業簿記の基本知識、2級で企業の実践レベルの知識、1級では高度な商業簿記と工業簿記の知識および会計に関する法令の知識が証明できます。
合格率は1級が10%前後と難易度が高めですが、簿記の知識があると企業の財務諸表を理解し、課題を把握しやすくなります。
コンサルタントにとって、業種を問わず有益な知識が身につくため、おすすめの資格です。
民間資格
民間資格の中には公的な認定がなくても、高く評価されているものがあります。
ここでは、2つ紹介します。
MBA
MBA(Master of Business Administration)は、正確には経営学の大学院修士課程を修了することで取得できる学位です。
経営戦略の策定、財務分析、マーケティングなどの知識を体系的に習得できるため、特に経営・戦略・総合コンサルタント向けですが、コンサルタント全般にとっても有益です。
取得には大学院またはビジネススクールに通う必要があり、通常2年間の学習と学費がかかるため、費用対効果も考慮して検討する必要があります。
PMP(プロジェクトマネジメントプロフェッショナル)
PMPは、アメリカの非営利団体PMIが認定する資格です。
高度なプロジェクトマネジメントの知識が証明できる国際資格で、プロジェクト単位で働くことが多いコンサルタントにとって重要な知識が証明できます。
受験資格には実務経験と学歴の条件があり、PMI認定の研修受講も必須です。
また、合格率は公開されていませんが、実務・学歴の条件から難易度が高いことが分かります。
また、試験は英語で実施されるため、語学力に自信がない人には、さらに難易度が高くなります。
資格選びの注意点

資格は知名度や難易度だけで選ばず、以下の4点に注意して選びましょう。
仕事との整合性を確認する
資格を取得する際は仕事との整合性を確認しましょう。
高難易度の資格であっても、仕事との関係性が乏しいと身につけた知識が活かせません。
クライアントのニーズも考慮して選びましょう。
費用対効果を確認する
例えば、MBAは経営管理の高度な知識が身につきますが、高額な学費と取得に時間がかかります。
経営に関する知識であれば、中小企業診断士の方が費用対効果の面では優れています。
取得にかかる費用や時間、取得後のキャリアに有益かも確認しましょう。
資格の難易度と必要な勉強時間を確認する
働きながら資格取得を目指す場合、仕事と勉強を両立できる資格から選びましょう。
難易度が高い資格を取得するには、時間と労力がかかります。
仕事に影響が出ない範囲で取得できる資格を選びましょう。
資格の組み合わせで差別化を図る
得意とする分野と、それ以外の分野の資格の取得を目指しましょう。
ITコンサルタントがIT以外に経営や会計の資格を取得していれば、幅広い分野に対応できるため、他者との差別化につながり、案件獲得で有利になります。
まとめ

コンサルタントにとって資格は必須ではありませんが、知識や経験を証明し、クライアントからの信頼を得るために有効です。
特にフリーランスのコンサルタントの場合、信頼度が高いほど案件獲得にも有利に働きます。
この記事が、資格選びの参考になれば幸いです。
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