経営コンサルティングは怪しい?仕事内容や業務に役立つ資格を紹介[PR]
「経営コンサルティングの仕事に興味があるけどよく分からない」
「経営コンサルタントは怪しい仕事なのかな」
という疑問をお持ちではありませんか?
経営コンサルティングの仕事概要を掴めば、キャリアの選択肢に入れることが可能です。
そこで本記事では経営コンサルティングの仕事について、以下の順に解説します。
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経営コンサルティングの仕事に興味がある方や、概要を把握したい方に役立つ記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
経営コンサルティングとは?怪しい仕事?
そもそも経営コンサルティングとは、クライアントである企業が抱える問題を見つけて、その解決策を提案・実行・支援します。
経営コンサルタントの仕事はIT戦略を行うITコンサルタントや、企業の事業計画や新規事業の提案を行う戦略コンサルタントなどを含む、あらゆる分野を総合的に支援する職業とも捉えられます。
ここからは経営コンサルタントの概要について、以下の3点から解説します。
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特に「怪しい仕事」という言葉が気になる方は、仕事の概要を明らかにしていきましょう。
経営コンサルタントの仕事内容
経営コンサルタントの仕事は、クライアントが抱える課題を洗い出すことから始まります。
まずは経営者や社員から情報収集したり、話し合いの場を持ったりします。
集まったデータを分析して企業の課題を明らかにした後に、どのような解決方法を取り入れるのか具体的に考えていきます。
その後、報告書を作成して、クライアントである企業の経営者などに提案します。
承認後は具体的なマニュアルや計画作り、従業員に対する研修などを実施します。
解決法の実行がゴールではなく、改善効果を現場でヒアリングをしながら支援を続けていきます。
経営コンサルタントのキャリアパス
未経験の場合、アナリストやジュニアアソシエイトからキャリアがスタートします。
業務はプロジェクトのリサーチや分析を担当します。
そしてコンサルタントになると、プロジェクトの大筋の業務を進めながら、チームの資料作成や後輩の指導を行います。
プロジェクトリーダーになると、プロジェクトをまとめる立場としてチームを引っ張っていきます。
業務スケジュールの把握や予算管理、クライアントとの折衝などを行います。
そしてパートナーやプリンシパルは、ファームの経営者またはプロジェクトの最終責任者となります。
経営コンサルタントの年収と将来性
厚生労働省の職業情報提供サイトによると、経営コンサルタントの年収は947.6万円です。
他の職業と比較するとITコンサルタントは684.9万円、M&Aコンサルタントは947.6万円、中小企業診断士は947.6万円というデータがあります。
参考:厚生労働省職業情報提供サイト
コダワリ・ビジネス・コンサルティング株式会社がコンサルティング業界の市場規模を予測しています。
2022年度と比較して、ポジティブケースでは約2.2兆円で19%増、ネガティブケースでは約1.9兆円で3%増となることが予測されています。
市場規模は伸びるものの、人口減少の懸念がある「2025年の壁」問題が叫ばれています。
スキルや知識を身に付けて、淘汰されないコンサルタントを目指したいものです。
経営コンサルティングに向いている人の特徴
経営コンサルティングに向いている人の特徴を、以下の3点から解説します。
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自分に当てはまる特徴があるのか、確認してみてください。
論理的思考ができる人
経営コンサルタントには論理的思考ができる人が向いています。
経営コンサルティングの仕事には明確な答えがありません。
その中で多くの情報を集めて問題点を抽出し、解決策を提案します。
そういった業務には、情報を論理的に考えられる力を要します。
経営コンサルタントに論理的思考があれば、情報に関して根拠と結論を示したり抜け漏れなく最適解を提案したりすることができます。
クライアントやチームメンバーと人間関係が築ける人
他にも経営コンサルティングは、クライアントやチームメンバーと人間関係が築ける人に向いています。
クライアントから信頼を勝ち取り仕事をスムーズに進めるためには、濃密なコミュニケーションが必要となります。
人間関係を築くことでビジネス上での悩みを読み取り、経営課題を正しく把握することにつながります。
またクライアントだけでなく、チームメンバーとのコミュニケーションも重要です。
コンサルティングファームではチームで仕事を進めることや、若手社員への教育体制があるからです。
プレッシャーを前向きに捉えられる人
経営コンサルタントはプレッシャーを前向きに捉えられる人に向いている職種です。
経営コンサルタントは求められる能力が高い上に、仕事量も多くなっています。
そういったハードな環境も成長できる機会だとポジティブに捉え、乗り越えられる人に適しています。
前向きな考え方があると、問題に直面した際に冷静に対処できたり難しい仕事にも果敢に取り組むことができます。
経営コンサルティングの業務に役立つ資格
ここからは経営コンサルティングの業務に役立つ資格を4つ紹介していきます。
興味の湧く資格があるのかを確認していきましょう。
MBA
MBAとは経営学修士の略称で、経営学の大学院修士過程を修了すると称号が得られます。
正確には、資格ではなく「学位」です。
MBAでは主に経営管理に関する理論を学びます。
学習は座学だけでなく、グループワークや課外学習を取り入れて、ビジネスリーダーに必要な経験を積むことができます。
ビジネススクールではリモート化が進んでいるため、仕事との両立がしやすい点が魅力です。
MBAを取得すればコンサルタントの基本知識が身に付くため、経営コンサルタントへのキャリアチェンジに有利に働くでしょう。
中小企業診断士
中小企業診断士は中小企業支援法に基づいて登録する国家資格で、取得すれば企業の経営実態に対して調査や分析、アドバイスを行うことができます。
中小企業診断士は経営全体を幅広く診断し、解決案を提案する必要があります。
それゆえに資格取得のために学ぶ内容は多岐に渡り、経済学や経営戦略だけでなくマーケティング、財務、法務などを学びます。
税理士
税理士は、税務の専門家だと証明できる国家資格です。
仕事内容は税金の申告・申請などを代理で行ったり、税務署への提出書類を作成したり、また税務の相談に応じたりすることです。
経営・ビジネス面では税務や経理、会計などの知識を活かして、企業の経営全般のアドバイスに役立てることができます。
税理士としての独占業務である税務代理や税務書類の作成、税務相談はもちろん、経営者の身近な相談相手としても期待されるポジションです。
公認会計士
公認会計士は会計に関する最高峰の資格です。
独占業務とされる「財務諸表監査」をはじめ、財務や税務のサポート、会計コンサルティングなど、仕事内容は多岐に渡ります。
経営・ビジネス面では、税務や会計の専門知識を活かしてコンサルティングを行います。
会計の流れを把握した上で、業務改善やコスト削減などの提案が可能となります。
公認会計士は業務に直接生きる資格なので、取得すればコンサルティングファームなどで評価されるでしょう。
経営コンサルティングファームの種類と企業一例
ここでは経営コンサルティングファームの種類と企業一例を紹介します。
以下の3種類のコンサルティングファームの種類についてまとめました。
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総合系コンサルティングファーム
総合系コンサルティングファームでは、戦略立案から実行支援まで一気通貫の支援を行います。
元々経営戦略支援から始まったコンサルティングファームですが、業界の拡大によって各分野を強みとするファームが現れています。
総合系コンサルティングファームとされる企業はアクセンチュア、PwC、KPMG、デロイトトーマツなどがその一例です。
アクセンチュアは、総合系コンサルティングファームの中でも、ITコンサルティングを強みとしているなどコンサルティングファームによって色があります。
戦略系コンサルティングファーム
戦略系コンサルティングファームでは、企業の経営層を対象に、起業課題の解決に向けて戦略立案を行います。
新規事業の立ち上げや事業戦略の立案などがメイン業務です。
大企業の経営に関わるプロジェクトが仕事であることが多いです。
戦略系コンサルティングファームはマッキンゼー、ポストン、ベインアンドカンパニーなどがその一例です。
IT系コンサルティングファーム
IT系コンサルティングファームでは、IT活用をメインに企業の経営課題を解決に導いていきます。
提案する内容はIT戦略、テクノロジーの導入、セキュリティ対策など多岐に渡ります。
ITコンサルティングファームは、フューチャー株式会社や日本アイビーエムといった企業が一例です。
まとめ
経営コンサルタントは企業の経営課題を見つけて、解決策を提案・実行・支援する役割を担います。
一気通貫でサポートを行うため、経営戦略、税務、会計、経理などの幅広い知識を要します。
経営コンサルティングの業務に役立つ中小企業診断士や税理士、公認会計士などの資格は難易度は高いものの、取得すればさまざまなキャリアに役立つでしょう。
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コンサルタントの仕事に少しでも興味がある方は、情報収集に一度ご覧ください。