外資系から日系まで大手コンサルティング会社の年収・特徴を徹底比較[PR]

「日系と外資、それぞれの大手コンサルティング会社とは?」
「大手コンサルティング会社の平均年収は?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
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の順に解説します。
日系・外資、それぞれの大手コンサルティング会社について知りたい方に役立つ記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
コンサルタントとは

コンサルタントとは、新規事業の立ち上げや組織再編など、クライアントが抱える経営課題を解決に導く専門家です。
コンサルタントには、戦略・総合・IT・財務・医療など、複数の種類があり、各分野の専門的な知識とノウハウを活かして活躍します。
コンサルタントが勤務する会社は、コンサルティング会社またはコンサルティングファームと呼ばれています。
経験や知識を活かして、フリーランスのコンサルタントとして活躍している方もいます。
外資系の大手コンサルティング会社5選

外資系の大手コンサルティング会社として、代表的な5社の特徴と、openworkの情報を基に平均年収についても紹介します。
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社(BCG)は1963年に創業しました。
世界的な企業上位500社のうち、3分の2がBCGのクライアントと言われており、グローバルな案件に強みを持つ戦略系コンサルティング会社です。
世界50カ国に90カ所の拠点と、約2万人のスタッフを有し、世界トップレベルの実績を誇るコンサルティング会社でもあります。
平均年収は約1,550万円と待遇面も、世界トップレベルであることが分かります。
A.T.カーニー株式会社
A.T.カーニー株式会社は1926年に創業した経営戦略コンサルティング会社です。
41カ国に63の拠点を有しており、クライアントに常駐して業務を行うことが多い現場密着型のスタイルが特徴です。
アメリカのフォーチュン誌が選ぶ全米総収入上位500社のうち、3分の2以上がクライアントと言われています。
平均年収は約1,370万円とBCGには及びませんが、それでも、十分、高収入と言えるでしょう。
アクセンチュア株式会社
アクセンチュア株式会社は、ITとビジネスの融合に強みを持つ総合系コンサルティング会社です。
監査法人アーサー・アンダーセンのコンサルティング部門が分社化した企業で、現在は52カ国に200以上の拠点を有しています。
全世界の企業上位500社を選出したフォーチュン誌のフォーチュン グローバル500に掲載されている企業の3分の2がクライアントであり、幅広い業界で高い実績を誇っています。
平均年収は約870万円です。
デロイトトーマツコンサルティング合同会社
デロイトトーマツコンサルティング合同会社は、経営・財務・監査など幅広い課題に対応できる総合系コンサルティング会社です。
BIG4の一角であるデロイト・トウシュ・トーマツのメンバーファームでもあります。
48カ国85の拠点と連携して、クライアントごとに最適なサービスを提供できるのが特徴です。
また、社員を一人前になるまで育成する社風があり、外資系としては珍しい文化も魅力のひとつです。
平均年収は約950万円です。
PwCコンサルティング合同会社
PwCコンサルティング合同会社もBIG4の1つの総合系コンサルティング会社です。
世界157カ国に拠点があり、経営戦略からIT、財務まで、さまざまな課題に対応可能です。
組織力を重視する社風があり、他部門との連携や綿密なコミュニケーションによって、質の高いサービスの提供に定評があります。
平均年収は約970万円で、最高年収は2,500万円に達することもあるようです。
日系の大手コンサルティング会社5社

次に日系の大手コンサルティング会社5社の特徴と平均年収を解説します。
野村総合研究所
野村総合研究所は1965年に創業されたシンクタンク系コンサルティング会社です。
官公庁に向けた調査や提言などを行うシンクタンク事業の他に、幅広い業界にITソリューションを提供しています。
近年はグローバル事業の拡大を進めており、北米などへ事業を展開しています。
野村総合研究所の平均年収は約1,230万円、日系企業に多い年功序列の評価体系と言われているため、在籍年数が長くなるほど、年収が上がりやすいようです。
三菱総合研究所
三菱総合研究所は政策の提言、経営戦略、マーケティング戦略に強みを持つ官民横断型のシンクタンク系コンサルティング会社です。
ベンチャーの立ち上げや運営などの経験を持つ研究員が在籍しており、幅広い分野の新規事業の創出にも強みがあります。
平均年収は約1,110万円、30代半ばまで年功序列での昇進・昇給が続くと言われており、安定した収入が得られるのも魅力ですが、外資系のように成果に応じた昇進・昇給は期待できないようです。
ベイカレントコンサルティング
ベイカレントコンサルティングは、1998年の創業当時はITエンジニアのアウトソーシングを主な事業としていましたが、現在は総合系コンサルティング会社として、ITはもちろん、経営戦略・業務にも強みを持ち、幅広い業界のDX案件にも対応しており、成長率の高さから、コンサルティング業界で注目を集める会社としても知られています。
平均年収は約1,100万円、成果主義の評価体系のようで、活躍次第で20代で年収1,000万円台が期待できるようです。
ドリームインキュベータ
ドリームインキュベータは設立が2000年と、比較的若い戦略系コンサルティング会社です。
ドリームインキュベータは日本発の手法を用いたコンサルティングが特徴で、M&A支援、新規事業や産業の創造と育成を国や企業と連携して行っています。
ドリームインキュベータの平均年収は約1,080万円、大卒初年度の年収が550万円と非常に高く、昇進するごとに100~300万円昇給する役職に見合う報酬が期待できます。
経営共創基盤(IGPI)
経営共創基盤(IGPI)は、ハンズオン型のサポート体制が特徴の戦略系コンサルティング会社です。
戦略の立案だけでなく、実行のサポートも行います。
成長支援・企業再生・地方創生に加えて、起業や研究サポートを行うインキュベーションも事業として行っています。
平均年収は約1,080万円、大卒初任給は450万円前後と高めに設定されていますが、その後の昇給額の幅が狭いと言われており、平均年収に到達するのは30代以降と言われています。
フリーランスコンサルタントが年収アップを実現する方法

フリーランスコンサルタントの平均年収は800~2,000万円と言われています。
一見すると高収入に見えますが、案件や稼働時間によって変動が大きく、税金や社会保険料を考慮すると、会社員時代よりも手取り額が下がる可能性もあります。
年収よりも手取り額を重視する
収入が増えるほど税金の負担も大きくなり、手取り額は減少します。
これはコンサルティング会社で働かれていた方なら実感されているかもしれません。
フリーランスは会社と折半していた健康保険や年金をすべて自己負担する必要があるため、収入の7割前後が手取り額になると想定しておくといいでしょう。
収入を額面で考えるのではなく、手元に残る金額を重視しましょう。
認められている範囲で経費を活用する、共済に加入することで節税の幅が広がるので、実質的な収入アップにつながります。
複数の得意分野を確保する
実務経験がある得意分野の案件獲得を目指すのはもちろんですが、それ以外の分野にも対応できるように複数の得意分野を確保しましょう。
会計やIT関連の資格を取得し、知識を深めることで、複数の分野に対応できるフリーランスコンサルタントとして差別化が図れます。
市場価値を高めて他のコンサルタントと差別化を図るためにも、複数の得意分野を持つことが重要です。
人脈を活用する
人脈は新たな案件の獲得に直結する重要な要素です。
会社員時代の人脈を活かして営業活動を行う、フリーランスコンサルタントやクライアントとなりそうな企業が参加するセミナーに積極的に参加することで、人脈を広げられます。
また、ブログや動画配信チャンネルを開設し、読者やリスナーとの交流を通じて人脈を構築することも可能です。
人脈作りには時間がかかりますが、継続すれば案件獲得につながるため、地道に続けていくことが大切です。
案件を安定して獲得できるようにする
継続案件を安定的に受注できるようになれば、収入の安定だけでなく、収入アップも期待できます。
人脈を通じて獲得した案件が継続案件になる場合もありますが、フリーランスコンサルタント向けの案件紹介サイトを活用することも有効です。
高評価を得られれば、実績を確認した他のクライアントからの依頼にもつながりやすくなります。
営業の手間も減るため、案件に集中する時間が確保しやすくなります。
効率よく案件を獲得したい場合は、案件紹介サイトの活用をおすすめします。
まとめ

外資系・日系、それぞれの大手コンサルティング会社の特徴と平均年収について解説しました。
各社には、それぞれに強みがあります。
コンサルティング会社と同じことをしていては、フリーランスとしての活躍は難しくなります。
複数の分野に対応できる柔軟な対応力など、フリーランスならではの強みを活かして、案件を獲得しましょう。
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