コンサルタントのシニアアソシエイト(役職)とは?年収や必須なスキルを紹介[PR]
「シニアアソシエイトはどのような役職?」
「シニアアソシエイトの年収はどれくらい?」
という疑問をお持ちではありませんか?
本記事では、そんな疑問の解決に役立つ内容を
|
の順に解説します。
シニアアソシエイトの役職に興味がある方に役立つ記事です。
ぜひ最後までご覧ください。
シニアアソシエイトとは
コンサルティングファームでは、さまざまな役職が設けられており、シニアアソシエイトはその役職のうちのひとつです。
シニアアソシエイトとは、プロジェクトを通じて一定の実践力を身につけたアソシエイトのことを指します(コンサルティングファームによって呼び方が異なります)。
シニアアソシエイトは、マネージャーの指示に従ってプロジェクトの実務に対応する重要な役割を担います。
シニアアソシエイトの位置付け
シニアアソシエイトは、「シニアコンサルタント」に相当するポジションです(コンサルティングファームによって位置付けが異なります)。
シニアアソシエイトの位置付けを理解するために、コンサルティングファームにおける役職を確認しておきましょう。
役職名 | 昇進までの年数目安 |
---|---|
アナリスト | 入社1年目 |
コンサルタント・アソシエイト | 入社2〜6年目 |
シニアコンサルタント・シニアアソシエイト | 入社3〜8年目 |
マネージャー | 入社5〜12年目 |
シニアマネージャー | 入社10〜15年目 |
ディレクター・プリンシパル | 入社15年目程度 |
パートナー | 入社15年目〜 |
コンサルタントやアソシエイトとして一定の経験を積んだ後、シニアコンサルタントやシニアアソシエイトに昇進するパターンが多いです。
シニアアソシエイトの仕事内容
シニアアソシエイトの具体的な仕事内容についても押さえておきましょう。
コンサルティングファーム(もしくはプロジェクト)によって、シニアアソシエイトが対応する業務は変わってきますが、代表的な業務としては以下が挙げられるでしょう。
|
ある程度の経験を積んだシニアアソシエイトの場合、情報収集・資料作成への指示出しやプロジェクトメンバーの管理など、マネジメント業務を任されることがあります。
シニアアソシエイトの平均年収
シニアアソシエイトの平均年収は、「800〜1,200万円」程度です。
コンサルティング業界は実力主義の風潮があり、同じシニアアソシエイトの中でも年収には大きな幅があります。
プロジェクトで実績を残せれば、早い段階から1,000万円以上の年収を目指せるでしょう。
フリーランスのシニアアソシエイトの場合、平均年収は「900〜1,400万円」程度です。
フリーランスの年収の方が高い傾向にあります。
フリーランスの高単価案件をお探しの方は、当サイトのランキングをご覧ください。
他の役職との年収比較
コンサルティングファームの他の役職と、シニアアソシエイトの年収を比較してみましょう。
役職 | 年収 |
---|---|
アナリスト | 500〜600万円程度 |
コンサルタント・アソシエイト | 600〜1,000万程度 |
シニアコンサルタント・シニアアソシエイト | 800〜1,200万円程度 |
マネージャー | 1,000〜1,500万円程度 |
シニアマネージャー | 1,500〜2,000万円程度 |
ディレクター・プリンシパル | 2,000万円程度 |
パートナー | 2,000万〜3,000万円程度 |
シニアアソシエイトになることで、コンサルタントよりも高収入を目指せます。
大手コンサルティングファームにおける役職区分
シニアアソシエイトについてより理解できるように、例として大手コンサルティングファームにおける役職区分を紹介します。
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社
ボストン・コンサルティング・グループ合同会社とは、アメリカ・ボストンに本社を構えるコンサルティングファームです。
1963年にブルース・ヘンダーソン氏やジェイムズ・アベグレン氏によって設立され、日本支社は1966年に設立されました。
同ファームにおける役職区分は以下の通りです。
|
ボストン・コンサルティング・グループの場合、シニアアソシエイトはコンサルタントになる前のポジションという位置付けです。
PwCコンサルティング合同会社
PwCコンサルティング合同会社とは、イギリス・ロンドンに本拠地を構えるPwC(プライスウォーターハウスクーパース)のメンバーファームです。
デロイト・トウシュ・トーマツやKPMG、アーンスト・アンド・ヤング(EY)を並び、BIG4(世界4大コンサルティングファーム)に数えられます。
PwCコンサルティングの役職区分は以下の通りです。
|
同ファームでは、コンサルタントではなくアソシエイトという役職名が使われています。
シニアアソシエイトに求められるスキル
シニアアソシエイトにはどのようなスキルが求められるのでしょうか?
以下で、シニアアソシエイトに必要なスキルを紹介します。
マネジメントスキル
アナリストやコンサルタント、アソシエイトと比較すると、シニアアソシエイトはマネジメント業務に対応する機会が増えます。
マネージャーの指揮下で、情報収集・資料作成への指示出しをしたり、コンサルタントやアナリストの管理を行ったりします。
そのため、シニアアナリストとして活躍するためには、マネジメントスキルが必須です。
スケジュールやコスト、タスクなど、プロジェクトを管理する力を身につけましょう。
コミュニケーションスキル
コミュニケーションスキルは、コンサルティングファームで働く上で欠かせないスキルです。
ここで言うコミュニケーションスキルとは、相手の意図を汲み取り、必要な情報をわかりやすく説明する能力を指します。
コンサルティング業務を行う場合、プロジェクトメンバーやクラアントの経営層、従業員、社内の専門家など、さまざまな人と接する機会が多くあります。
円滑にやり取りを行うためにも、コミュニケーションスキルが求められるのです。
論理的思考力
論理的思考力(ロジカルシンキング)とは、直感や感覚ではなく、論理に基づいて物事を捉え結論を導き出すスキルのことです。
仮説の検証やプレゼンの構成、問題の特定など、クライアントが対応する多くの業務で論理的思考力が必要になります。
クリティカルシンキング(批判的思考)やMECE、ロジックツリー、ゼロベース思考など、論理的思考にはさまざまなフレームワークがあります。
シニアアソシエイトを目指す方は、いずれも身につけておきたい思考法です。
問題解決能力
問題解決能力とは、課題を分析して原因を探り、適切な解決策を考えるスキルのことです。
コンサルティングで求められることは、経営に関連する複雑な課題解決をサポートすることであるため、問題解決能力が必要になります。
複雑な課題に直面すると、リサーチに時間がかかってしまうなど、プロジェクトの進行が滞ってしまうことも少なくありません。
そのため、問題を解決していこうとする推進力も同時に求められます。
まとめ
今回の記事では、シニアアソシエイトの役職に興味がある方に向けて、シニアアソシエイトの仕事内容や平均年収、求められるスキルなどについて解説しました。
コンサルティングファームによって位置付けが異なりますが、シニアアソシエイトはマネージャーの指示のもと、アナリストやコンサルタントを管理する役割を担います。
シニアアソシエイトを目指すことで年収アップだけではなく、マネージャーに昇進するためのスキルも強化することが可能です。
シニアアソシエイトの仕事に興味がある方は、ぜひITコンサル案件比較をご利用ください。
スキルアップに役立つ案件やお役立ち情報を紹介しています。